有坂夏輝の365日

自分らしく、ときどきゴーイングマイウェイに生きています。

自己肯定するという事を模索しています。

よくオットから

 

「(はっちは)基本ネガティブ思考で、何でも否定から入るよね」

 

と言われる。

 


今まで、私の理解は「人の悪口を言わない。批判しない。」

だと思っていた。


だから、思っていても口に出さなきゃ良いんでしょ?

って思っていた。

 

 


その解釈をしている時点で、私は相手の考えを否定している事になる。

 


きっとオットは私が人間関係に悩み、

日々の生活にストレスを抱えている事が私の考え方にあると理解していて、

 

 

 

「(そうならないように)考え方を改めた方がいいよ」

とアドバイスしてくれたんだと思う。

 

 


しかし私はオットのアドバイスを「価値観の押しつけ」であり

「自分を否定する言葉」だと受け取ってしまい、

オットの言葉に耳を傾ける事が苦痛になっていた。

 

 

 


結果、他愛もない話すら聴くことが出来なくなり、

「人の話を聞いていないよね?だから人間関係が上手くいかないんだよ」と、

叱られ「あぁ、また否定された。私の事、何も分かっていない。」
小さな怒りやストレスを蓄積するようになった。

 

 


定期的にそれらは私の我慢のキャパを超え、怒りの大爆発を起こし、

本当はやりたくない”言い争い”に発展する。

 

 


頻繁にそういう事があると

 

”オットと一緒にいるとまた文句(本当は愛のある注意なのに)

言われるんじゃないか?”

 

と自分とオットの言動を常に監視し始め、

オットといる時間がストレスに感じるようになった。

 

 


オットの言葉の意味と、それを私に言う目的を正しく理解しようとせず、

「オットから自分の考えを否定されている」私は、

 

 

オットの機嫌を損ねないよう、

オットの言う事に従うという、

被害者の自分を作り出していた。

 

 

 

という事に気付かず、

 

 

 

「どうして私の事を認めてくれないの?私が人と違うから?」

 

という想いを頭の中で廻らせた。

 

 


今という時点で考えると、

「人と違う」と言うような事は面と向かって言われたことがない。

 


幼い頃にそう言われてイジメられたという過去の時点の記憶が、

「みんな私を否定する、バカにする、変なものを見るような目で見てくる」

という妄想を作り出していたのだ。

 

 

 

それを現実世界に投影していただけなんだ。

 

 

 

今、ここに立っている私の周りに悪者は誰一人としていないかった。

 

 

 

・・・私の方がオットに対して最低なことをしてきたんだ。

 

 


オットから言われたことを理解し、

素直に受け入れられるようになり、且つ、

 

自分がハナから相手を拒絶している
(相手に興味を持たない、話に耳を傾けない・感情や考えに共感しない)

 

 

と言う事実を認めることが出来た。

 

 

 

これは、自分でも自覚していた事なんだけど、

いつも人と話していてリアクションが薄い自分がいた。

 

 


”女の子のようにキャピキャピする事が嫌いだから”という理由で

片づけていたけれど、真の原因はそこではなかった。

 

 

 

私は、自ら自分の周りに壁を作り、

人を拒絶していたのだ。

 

 

 

そんな、分厚い壁の内側で、人から好かれない、

人が寄ってこない、と悩みながらも、

そんな雰囲気を醸し出している私に話しかけてくれる、

連絡をしてくれる人がいる。

 

 

こんな私を少しでも大切に思ってくれている、

好意を持ってくれているという事なんだ。

 

 


おいおい、誰からも好かれないってものすごい勘違いしてたよ。

 

 


今まで私がしてきたことは、

こんな近寄りがたい私に勇気を出して(?)来てくれた人達の事を

真っ向から拒否してきたって事になるんだ。

 

 

 

オット相手に私は壮大なコントを繰り返してきたんだ。
オットに本当に申し訳ない事をしてきたんだと、心から謝りたい。

 

 


そして、何度も何度も話し合いに付き合ってくれて、

その度に沢山悩んで考えて私に合った答えを用意してくれて本当にありがとう。

 

という気持ちをちゃんと伝えてこよう。

 

 

 

そして、他愛もない会話で私の壮大なコントを

終わらせるきっかけを作ってくれた職場の後輩ちゃんにも感謝。