褒められる。と言うこと。
久しぶりに仕事で成果を出すことが出来、上司や同僚から感謝の言葉やお褒めの言葉をいただいた。
とは言え、私から見たらまだ「この仕事がどう成果に繋がっていくのかがイメージ出来ていない」状態。
最初は棚ぼた的な感覚で、その言葉を上手く受け取れずにいた。
この歳になると、なんて書くと悲しくなるのであえてこの表現を使わずに書こうと思う。
私は人から褒められる事が苦手だ。
苦手と聞くと褒められた事が嫌いなのか?と思う人もいるかもしれないけど、そうではない。
褒められた時、どう受け止めて良いのか分からないのだ。
自己肯定感があまりにも低い事が原因なのは見て明らかだと思う。
恐らく褒められた瞬間のわたしの表情は、いささか迷惑そうな顔をしているだろう。
しばらく頭の中で言葉を反芻し、その意味と自分がした事を結びつけていく中でようやく「自分が認められた」と言うことに気づく作業をしているので、その場で素直に喜ぶことが出来ないのだ。
なので、褒められた瞬間は「え?私、何か良いことしました?」と思うことがしばしば。
今回もそのフローを辿り、ようやく自分の成果に対する評価がされたことに気づいたのは帰宅した後だった。
それに気づいた時は、我ながら笑うしかなかった。
褒められることに慣れていない、否褒められることに飢えている。
自分で自分を褒めていないことに気づき、思い出した時ではあるが、一日一つ自分を褒める事にした。
さて、自己肯定感はどのくらい向上するかな。